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アメリカにいても日本語ばかりだった私が、英語を話す時間を増やすまで

「アメリカに住んでいたら、毎日英語を話しているんですよね」。そう思われるかもしれませんが、私には、学校で日本語を話している時間の方が長い時期がありました。

留学しているのに、思ったほど英語ができるようになっていない。そんな自分にがっかりすることもありました。2013年の初め、ようやく英語を話す時間が増えたと感じるようになった頃の話です。

留学先にいることと、英語を使うことは別だった

当時の私の生活は、学校へ行き、勉強をして、野球の練習をして、宿題をして帰る、という毎日でした。アメリカの学校に通い、チームにも所属していましたが、それだけで一日中英語を話す生活になるわけではありませんでした。

学校には日本人の友人もいて、日本語で話す機会がたくさんありました。気づけば、日本語を使っている時間の方が長い。日本にいる方から見える「英語漬けの留学生活」と、私の実際の生活には差がありました。

2013年は、もっと英語を頑張ろうと思っていました。アメリカで過ごしてきた年数を考えると、自分の英語力に物足りなさを感じていたからです。

久しぶりの日本語で、話が止まらなくなった

年が明けてから、日本人の友人と遊ぶ時間が減り、英語を話す時間が増えていました。1月には、図書館で久しぶりに日本人の友人に会い、1週間ぶりくらいに日本語で話したことがありました。

そのときは、うれしくて話が止まらなくなりました。英語を使う時間が増えたことには手応えがありましたが、日本語で話せる時間も、私には大切だったんです。

エドモンズ時代、野球部のチームメートと遠征先で撮った3人の写真
エドモンズ時代、チームメートと遠征先で撮った一枚です。

この頃は、自分でも英語が少し上達しているように感じていました。試験の点数が何点上がったという話ではなく、以前より英語を話している、という日々の実感でした。

会話のきっかけは、日本のテレビ番組だった

翌2月には、野球の守備練習をしているときに、入ってきたばかりのチームメートと日本の野球について話していました。すると、突然「ダウンタウン」という言葉が出てきました。

最初はアメリカのテレビ番組のことかと思ったのですが、続けて出てきたのが「ガキの使い」。まさかその番組を知っているとは思わず、驚きました。

出演者の名前が次々に出てきて、私が山崎邦正さんの名前を出すと、相手は大笑い。野球の話から、日本のお笑いの話につながったんです。英語で何を話そうかと考えると難しく感じますが、自分がよく知っているものが、会話のきっかけになることもありました。

英語を使う場面を、自分の生活の中で考える

私がこの経験から伝えたいのは、日本人の友人と距離を置けばよい、ということではありません。日本語で話して元気をもらう時間と、英語で人と関わる時間は、どちらも留学生活の一部でした。

これから留学するなら、どの学校へ行くかと一緒に、授業や部活動、普段の生活の中で誰と何を話せそうかを考えてみてほしいです。私の場合は、野球の練習中の何気ない会話にも、英語を使う機会がありました。

出発までの準備は、留学前の英語勉強法にまとめています。英語課程から大学の授業へ進むまでの経験は、私のESL時代の体験談もご覧ください。

執筆:本間卓(TEAM Sugi代表)

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