TEAM Sugi代表の本間卓です。私はアメリカの大学へ留学しましたが、最初から現地の学生と同じ大学の授業を取れたわけではありません。エドモンズでは、まずESLという英語課程で学んでいました。
2011年は、英語の試験結果に落ち込んだり、次のクラスへ進めそうだと喜んだりしていた年でした。今回は、大学の授業を取れるようになるまで、どんな段階をたどっていたのかをお話しします。
留学していても、まだ英語を学ぶ段階だった
当時の私は、大学の科目へ進むために英語を勉強していました。2011年2月頃は、ESLの授業が朝9時半頃から夕方4時頃まであり、時間割も決まっていました。
野球も続けたかったのですが、練習は午後2時から。授業の時間と重なり、チームにどう関わればよいのか悩んでいました。アメリカにいることと、思い描いていた大学生活を送れることは、私にとって同じではありませんでした。
競技と英語課程の時間割を考える方には、英語に不安がある学生アスリートの留学準備でも、この頃の経験を紹介しています。
もう少しだと思った試験で、前回より点数が下がった
5月に受けた英語の試験では、前回の結果から、今度こそ大学の科目へ進むための基準に届くだろうと思っていました。ところが、結果を確認すると、点数は前回より下がっていました。
当時はESLのレベル4にいて、レベル5を修了する道と、試験で基準を満たす道を考えていました。夏学期にも英語課程を取ることになれば、日本へ帰る予定も変わります。試験の結果は、勉強だけでなく、その先の生活の予定にもつながっていました。
結果を見た日は、かなり落ち込みました。それでも、翌月の試験でもう一度挑戦しようと考えていました。今思うと、大学の授業を始める前にも、こんなふうに一つずつ越えていく段階がありました。
6月に基準を満たし、その先にも英語科目があった
6月、試験の結果を確認すると、ようやく当時の基準をクリアできていました。何度受けても届かなかったので、やっとアメリカでの学生生活のスタートラインに立てたような気持ちでした。
ただ、それで英語の準備がすべて終わるわけではありませんでした。当時のエドモンズでは、大学レベルの英語科目へ進む前に、テストの結果に応じてEAPという英語科目を取る段階がありました。
私もエッセイのテストを受け、EAP100をスキップしてEAP121へ進めそうだと分かりました。夏にその科目を終えられれば、秋には大学レベルの英語科目へ進める。そう考えて、とてもうれしくなっていました。
「英語課程を終えたら、その次に何を取るのか」まで見えてくると、大学で学ぶことが少し具体的になりました。ここで出てくる科目名や進み方は、私が2011年に通っていた頃のものです。
年末には、少しずつ前へ進めたと感じていた
その年の終わりには、英語が少しずつできるようになり、大学の授業も取れ、野球の試合にも出られるようになったと感じていました。アメリカでやってきたことが、ようやく形になり始めたような一年でした。

一方で、日本の同級生は就職活動を始めていて、私はまだしばらく学生生活が続くと思っていました。周りと比べると取り残されたように感じることもありましたが、自分の中では、できることが増えた手応えもありました。
これから英語課程から留学する方へ
私の経験から、学校を選ぶときには、英語課程へ入れるかだけでなく、そこから大学の科目へどう進むのかも確認してほしいと思います。
確認しておきたいのは、最初のクラスがどう決まるのか、次の段階へ進む条件は何か、希望する大学の科目をいつから取れるのか、ということです。必要な学期数が変わると、授業料や滞在期間、帰国の予定も一緒に考える必要があります。
私が通っていた頃と同じ仕組みとは限らないので、入学予定の学校の最新の案内を確認し、分からないところは担当者に聞いてみてください。「英語から始める」という言葉の中に、どんな道のりがあるのかが見えてくると思います。
学校ごとの英語課程の考え方は、コミュニティカレッジのESLガイドにまとめています。出発までの勉強を考える方は、留学前の英語準備も参考にしてください。
その後の編入・卒業までの経験は、私のアメリカ留学体験でお話ししています。
執筆:本間卓(TEAM Sugi代表)