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アメリカの物流・サプライチェーン専攻:科目と実習から選ぶ

LOGISTICS & SUPPLY CHAIN

商品が届くまでの仕組みを、
ビジネスとして学ぶ。

「海外と関わる仕事に興味がある」「データを使って業務を改善したい」。そんな関心から考えたいのが、物流・サプライチェーンの専攻です。仕入れ、在庫、輸送をどのように組み合わせるか。大学によって、深く学ぶ部分が異なります。

ここでは、TEAM Sugiで紹介しているUW–SuperiorとUNOの課程を、必修科目と実習の位置づけから比較します。

「商品が届かない」を、どこから考えるか

たとえば、海外から仕入れる商品の到着が遅れたとします。急いで運べば解決するでしょうか。在庫を増やす、別の仕入先を探す、輸送手段を変えるなど、対策によって費用もリスクも変わります。

次の3つは、学ぶ分野の違いを考えるための例です。特定の大学で実施する授業課題を紹介したものではありません。

01

調達・購買

どの会社から、どんな条件で仕入れるか。価格だけでなく、品質や納期も含めて判断する。

02

在庫・データ分析

欠品と在庫の持ちすぎをどう減らすか。需要や納期のデータから、発注の量と時期を考える。

03

輸送・物流

商品をどの経路・手段で届けるか。船・鉄道・トラックなどの組み合わせを、時間や費用から比較する。

この記事では、サプライチェーンを「調達から顧客へ届けるまでをつなぐ仕組み」、物流を「その中で輸送・保管などを担う領域」として整理します。両者は重なるため、専攻名だけで内容を決めつけず、科目表まで見ることが大切です。

ビジネス全般の専攻と比べたい方は、アメリカでビジネスを学ぶガイドもあわせてご覧ください。

UNOは購買・調達、UW–Superiorは輸送の科目に注目

2校ともビジネスの基礎を学びます。そのうえで、UNOは購買・グローバル調達、UW–Superiorは輸送の仕組みを学ぶ必修が比較の手がかりになります。次の表は課程の一部を抜き出したもので、全卒業要件ではありません。

表は横にスクロールできます。

比較する点University of Nebraska Omaha
UNO
University of Wisconsin–Superior
UW–Superior
課程Logistics & Supply Chain Management
経営学分野の学士課程(BSBA)
Transportation and Logistics Management
学士課程(BS/BA)
専門の必修例サプライチェーン入門、産業購買・物流管理、グローバル調達とイノベーションサプライチェーン管理、輸送の基礎と経済、国際・複合輸送の管理
選択科目の例サプライチェーン分析、国際物流、プロジェクト管理など航空輸送、陸上輸送、海上輸送、港湾・ターミナル管理など
インターンシップ専門の選択科目に含まれる専攻要件に6週間の実習、最低2単位を記載
詳しい学校情報UNOの紹介を見るUW–Superiorの紹介を見る

出典:UNO 2026–2027カタログ、UW–Superior 2026–2028カタログ、UW–Superior課程案内。科目名の日本語は内容を示すための意訳です。

「学べる」と「全員が履修する」は分けて確認。

分析に興味があるなら、選択科目をいつ履修できるかまで確認しましょう。実習を重視する場合も、必修か選択かに加え、参加条件・実施時期・受入先を探す手順を具体的に聞くと比較しやすくなります。

たとえば、仕入先の比較や企業間取引に関心がある方はUNOの必修から、輸送手段や港の運営に関心がある方はUW–Superiorの必修・選択から読むと、興味との接点を探せます。これは掲載科目に基づく選び方の提案で、各校で学べる範囲を限定するものではありません。

UW–Superior公式動画で見る、輸送・物流の学び

比較表で紹介したUW–Superiorの公式動画です。世界各地のリンゴが店頭に届く例から、輸送・物流の役割、ビジネスと輸送の授業、学生の見学・インターンシップ経験を紹介しています。2022年公開のため、動画内の経験談や費用・就職に関する説明は当時の紹介としてご覧ください。現在の履修・実習条件は上の比較表と大学公式案内で確認できます。(英語)

公開元:University of Wisconsin-Superior|2022年1月26日公開
動画をYouTubeで見る/大学公式の輸送・物流課程案内

留学計画に入れたい、3つの確認

  1. 数学・統計・会計の履修順

    両校の課程には、数学・統計や会計などの基礎があります。「国際ビジネスに興味がある」だけでなく、数量や費用を扱う学習にも目を向けましょう。数学の履修歴や編入単位を伝え、専門科目に進むまでの順番を確認します。

  2. 対面で学ぶ課程と開講予定

    UW–Superiorの公式案内には、キャンパスとオンラインの両方があります。アメリカで学ぶ計画なら、希望する入学期に対面で履修できる科目と、卒業までのモデルを指定して確認してください。

  3. 実習の条件と、実習を含む費用

    学科には実習の時期・単位・受入先の探し方を、国際学生担当には留学生として参加するための手続きを確認します。授業料に加え、実習先への移動や夏季の住居費などが発生するかも見積もりに含めましょう。

課程の基礎科目・実習要件は上記2校のカタログ、授業形態はUW–Superior公式案内を参照。個別の履修・実習受入れは学校への確認事項です。

学校へ問い合わせる際は、「この科目に興味がある」「対面で学びたい」「この時期に実習を入れたい」の3点を添えると、専攻名だけで相談するより具体的な回答につながります。

よくある質問

物流会社への就職を目指す人だけの専攻ですか?

仕入れ・在庫・輸送を学ぶため、まずは「どの業界か」と「どの業務を担当したいか」を分けて考えてみてください。たとえばメーカーの調達と輸送会社の運行管理では、注目する科目も変わります。希望する職種の仕事内容と履修内容を照らし合わせて選びましょう。

数学が得意でなくても候補にできますか?

現在の得意・不得意だけで決める必要はありません。ただし、数学や統計を避けられる専攻として選ぶのは適切ではありません。自分の履修歴を確認し、大学でどの基礎科目から始めるか、学習支援をどう使うかまで計画しましょう。

インターンシップが必修なら、参加先は決まっていますか?

必修であることと、受入先が自動的に決まることは別です。大学が紹介する範囲、学生自身の応募が必要か、希望先が見つからない場合の対応を確認してください。本記事は個別の実習先や就職先を確約するものではありません。

どの仕事・科目に興味があるか、お聞かせください

「調達を学びたい」「港や輸送に興味がある」「データ分析を組み合わせたい」など、まだ大学名が決まっていなくても構いません。希望する入学時期やこれまでの学習歴とあわせてご相談ください。

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情報確認日:2026年10月4日。学位・科目・履修条件は改定される場合があります。出願する年度の公式案内と、学科・国際学生担当の回答をご確認ください。