個人的な話 留学の思い出

思い出はわりと・・・

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こんにちは!Sugiです。

2月が終わりました。

ということは、そう、

確定申告!

といっても個人のではなく(今年も個人の方は期限延びたみたいですけど皆さん早めに申請しましょう!)

会社の方です!

TEAM Sugiは会計が12月締めで、

2月までに確定申告をして納税しなければいけないのです!

そう、毎年1月くらいから考えるわけですよ。

1月前半→今年は早めに決算書作って申告書も1月中には作るぞ!

1月後半→まだ1ヵ月以上ある!2月に入ったら頑張ろう!

2月前半→ちょっと最近忙しいな。2月中旬になったらやろう!

2月中旬→そろそろやらないとやばいな!来週やろう!

2月25日→まじでやばい!明日からやろう!

2月26日→やばい!これ終わらないやつ

2月27日→これくらいできれば大丈夫。。。温泉に行ってリフレッシュしよう。

2月27日深夜→全然大丈夫じゃなかった!汗 徹夜!

2月28日朝→終わった。。。提出して納税したら今日は寝よう(実際には仕事あるので寝れず)

みたいなことを繰り返してます。笑

マイナス10の夜明け

なんか毎年毎年、

こんな感じで2月末は徹夜で会社の確定申告書を作ってるんですけど、

そのたびに思い出すのがウィスコンシン時代の卒業論文(Capstone)を作った日々です。

友人の卒論発表

日本の大学に通ったことがないので、あまり卒論については詳しくないのですが、

アメリカの大学にもCapstoneと呼ばれる最後の一番まとめの教科みたいなのがあり、

私の場合は、ビジネス専攻だったので、最後に1つ自分の好きな会社を選んでその会社について論文を書くというのがありました。

僕の大学のその論文をざっくりまとめると、

  • ワード20ページ
  • 20以上の文献を読み10以上引用する
  • すべてのビジネスの授業で習ったビジネススキル(法則・分析)を確か5個以上使う
  • 最後に20分のプレゼンテーション

みたいな感じでしたかね?

これ1学期かけてやる一大イベントなんですけど、

もうね、この授業を取ってた学期の最後の方は、

ほぼほぼ毎日24時間空いてる大学のコンピューター室に夜から朝までこもりっぱなしでした笑

コンピューター室の様子

僕が当時住んでたウィスコンシン州のスペリオールという町は、

寒い時だと-30度くらいまで行くお土地なんですけど、

4時くらいのまだ暗い極寒の中家に帰って、

1時間だけ寝て、6時くらいに学校戻るときに、

「今日はマイナス10度か。あったかいなー。半袖でもいけるな」

とか気が狂ったことを言ってた記憶があります。

そもそもこの大学最後の学期、

このCapstoneの授業を含めて、

300(3年次)&400(4年次)以上のUpper Divisionの授業6教科(18単位)同時履修するとかいうクレイジーな授業の取り方してたせいで、

卒論以外にもリサーチペーパー、プレゼンテーション、グループワーク、テストのオンパレードで、

今思い出しても僕の人生以上、一番精神的に追い込まれてた時期でした。

本当に今の僕の心は平和です。

卒論のテーマはトヨタ!
今乗ってるのはホンダ!

そして僕史上トップ5に入るであろう衝撃の出来事が起きたのがこの時期。

そう、この卒論の提出が数時間後に迫った課題提出日の早朝。

昔から追い込まれないと出来ない性格だった僕は、

卒論の提出まで残り12時間切っていた提出日前日深夜の段階でも、まだ残り約5ページくらい書き終えておらず、

相当追い込まれた状態。

ただし、そこからがSugiの真骨頂!

10時間くらいノンストップでキーボードを叩き続け、文献を読みまくり、

なんとか20ページ分の卒論は書き終えたのです。

そうノンストップで!

正直この時の達成感を超えるものを、

僕はいまだに経験してないです。

そして、ノンストップで書き終えた僕は、

ようやくここで一呼吸置くように体を伸ばすわけです。

「ガンッ!プチッ」

ん?

あれ?

なんかパソコンの画面が消えたんですけど、

なんでかな?

体感にして5秒くらい世界が止まる。

そして把握する。

「なんだコンセント蹴っちゃってパソコンの電源切れたのか。いけない、いけない。早くファイルを保存して・・・」

・・・・・

保存して・・・?

!!!!!?????

あれ!!!???最後にファイルを保存したのいつだ!?!?!?

あれ!?昨日の夜(約10時間前)から保存してなくないか!?!??!

焦るSugi

復旧するパソコン

いつも通りの朝を過ごす周りの学生達

開かれるワード

10時間前から変わりない文章たち

・・・終わった

僕のアメリカ大学生活、右足の一蹴りで終わりましたよ・・・

僕は卒業できません。

失われた5ページの卒論がなければ・・・

人生最高の達成感のほんの数分後に訪れた人生最大の絶望感。

僕は忘れません。

あの時の絶望感を・・・

・・・

その後の僕は、

泣きそうな顔で、パソコン室の管理人さんに所に泣きつきます。

「僕の人生返してもらえますか?」

違いました。ファイルを復旧できないか聞いてみました。

そしたらそこにいた神は、

「ちょっとやってみるよ」

と何やら僕が見たことがないワードのページを開き始める。

そして・・・

「あったよー!ほら、これでしょ?」

人にやさしくされたとき、自分の小ささをしりました。

あなた疑う心恥じて、信じましょう。心から

ってことで、パソコン室の確か名前はゴッドさんのおかげでアメリカの大学を卒業できた私は、

留学エージェントになるために、日本に帰ってくるわけです。

ホント、アメリカの大学卒業できてよかったです。笑

ということで、アメリカの大学はそろそろ春休み。

それがあけると、春学期も後半戦!

シニア(4年生)のみなさんは授業も課題もテストも大変かと思いますし、今は状況が状況なだけに僕の時よりもかなり大変だと思いますが、

そこを乗り越えた先にはきっと明るい未来があると信じて頑張ってください!

Stay hungry, Stay foolish!

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