TEAM Sugi代表の本間卓です。私がアメリカの大学で野球をする進路を具体的に考えるきっかけになったのは、高校卒業直前に参加した現地トライアウトでした。
2009年2月、約1週間でアリゾナの大学4校を回りました。英語も進学先のことも、分からないことばかり。それでも、現地の球場を見て、実際にプレーしてみたことが、アメリカで野球を続けたいという気持ちにつながりました。
高校の卒業式の前日まで、アリゾナにいた
出発したのは、3月1日の高校の卒業式を約1週間後に控えた頃。日本に戻ってきたのは卒業式前日の夜でした。友人たちが卒業に向けた時間を過ごしている間、私はアメリカで自分の進路を探していました。
当時は、他社の留学支援プログラムを利用して渡航しました。大学の練習に参加するなどして、コーチに自分のプレーを見てもらう機会です。TEAM Sugiを始めるより前の、私自身が留学を目指していた頃の話です。
同じ4校でも、プレーを見てもらう形は違った
実際にチームの練習へ混ざった学校もあれば、アシスタントコーチにプレーを確認してもらった学校もありました。「トライアウト」とひとことで言っても、私が経験した内容は学校ごとに違っていました。
このときは投手として参加していて、球速は125km/hでした。今から挑戦する方は、この数字を目安にするというより、ご自身のプレーをコーチに見てもらい、どのような評価を受けるかを確かめてほしいと思います。
今、進路を考える方にも、自分が何を見てもらいたいのか、どのポジションで挑戦したいのかを、まず整理してほしいと思います。ひとつの数字や短い練習の印象だけで、大学野球全体のレベルや自分の可能性を決めつける必要はありません。
球場にひかれた。その先の生活は、まだ十分に見えていなかった
特に印象に残ったのが、練習用と試合用の球場を持つ学校でした。練習用でも十分に立派だと感じていたのに、試合用の球場は芝がきれいで、ここで野球をしたいという気持ちが強くなりました。
同じアリゾナでも、学校によって街の様子は違い、移動に時間がかかる場所もありました。球場に立ったときの気持ちだけでなく、ここで毎日生活していけるかも考えることが、学校選びでは大切だと感じます。
球場の第一印象は、挑戦する気持ちを後押ししてくれました。

一方で、これから学校を選ぶ方には、授業、英語の準備、住まい、移動手段まで含めて比較してほしいと思います。
英語の課題は、レストランでの注文にもあった
当時の私は英語をうまく話せず、同行した参加者も同じような状況でした。レストランで何と言って注文すればよいのかを聞いたことを、よく覚えています。
野球を見てもらうために渡航しても、食事や移動など、野球以外で英語を使う場面は続きます。競技の準備とあわせて、自分の希望を伝えたり、分からないことを聞き返したりする練習もしておくと、現地で動きやすくなります。
英語に関するその後の経験は、英語力に不安がある学生アスリートの留学準備でも紹介しています。
これから野球留学を考える方へ
私が現地でトライアウトを受けたのは2009年のことです。これから現地での練習参加などを考える場合は、候補校に現在のルールや参加条件を確認してください。
現在TEAM Sugiで案内している個別セレクションは、プレー動画・競技プロフィール・学業情報を整理して、候補校のコーチへアプローチする方法です。詳しい流れは、アメリカ大学野球部の個別セレクション・トライアウトにまとめています。
まずは、今ある動画、競技歴、成績、英語力、入学希望時期を整理するところから始めてみてください。私自身も、現地に行くまでは分からないことばかりでした。その体験を踏まえ、野球と学業、生活を一緒に考える進路選びをお手伝いしています。
私の留学全体の流れは、コミカレ・編入・大学野球の留学体験談をご覧ください。 入学後の競技生活については、5週間、試合に出られなかったときの体験談もご覧ください。